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BEAT ROCK CAFE

昨夜は久しぶりに通院・・・いや痛飲!

風邪で体調がいまいち。
こういう時、常識のある大人は自重するものだが・・・

そこは常識なんてまるで持ち合わせてないマスター!
「大事な打ち合わせ」を大義名分に寒風吹きすさむ漆黒の闇へ・・・

7:30pm。
JR鹿児島本線「箱崎駅」で下車。
西口を出て通りを渡って博多方面へ数十メートルで本日の店 “LENNON”。

外観1 サイン

“ROCK SPOT”として雑誌などで紹介されていてマスターも以前から行きたいバーだったが、
今回LENNON20年来の常連客で、福岡屈指の変態超テクドラマー“Luckyいりえ”氏が
新年早々にあるライブの打ち合わせにこの店を指名してきた。

店内 
5000枚はゆうに超えるといわれるアナログ盤に囲まれた店内は
いつまでも飲んでいたいほど寛げる空間である。
この日(月曜日)はBlues&Black Dayだったようでスピーカーが出す“魂”の音波が
店内の空気を縦に横に振動させていた。 お!Al Green・・・いいじゃん。

この店に入ってマスターが最初に気になったのが

マッキントッシュ
マッキントッシュ(MCINTOSH)のアンプリファイア。
オーディオファンじゃない人はコンピュータのAppleが?と勘違いするも知れないが
半世紀以上に渡ってハイエンド・オーディオ・システムを送り出しているアメリカのオーディオメーカーである。
音質と耐久性に徹底的にこだわった製品は価格も半端じゃなく高価だ。
残念ながら現在LENNONではこいつを鳴らすことはできなかったが
独特のブルーに光るメーターパネルとクラシカルなデザインは圧倒的な存在感だ。


・・・・と、こんな雰囲気の中、

LENNON特製の手作りピザ(これ、旨い!)とバーボンで
じわじわと血液中のアルコール摂取濃度が高まっていく二人。
人のキープボトルなので気にせずぐびぐびいける!(がっはっはぁ~)

フード

ライブの打ち合わせもそこそこに(やはり“大義名分”であった!)
昔話・・・エロ話・・・に花が咲くのである。

じつはLuckyいりえ氏とマスターはおない年・・・
生まれた時から家が隣どうしでお互いの父親も同じ職場と、
いわば“超幼なじみ”の間柄なのである。

当時、彼のことを “こうちゃん” 、マスターを “たかちゃん” と呼び合っていた。
しかし、マスターが小学校1年の時に引越すことになり、以来疎遠になってしまった・・・。

ところが、人生というのは不思議なもので・・・

お互い40歳を過ぎた数年前、マスターがいつも出入りするスタジオ“Be-Bop”
「運命的再会」 を果たしたというわけである。・・・実に約37年ぶり!の再会であった。
その後、こうちゃんとはセッションやスポットで一緒にバンドをやったりするようになった。

思えば当時日が暮れるまで砂場で遊んでいた二人が
40年近くの時を超えオモチャを楽器に持ち合えて、またこうして遊んでいる・・・

なんとも不思議な気分である。

それにしても・・・

お互い・・・・・・

そろいも揃って・・・やくざな道に入ったものだ (爆)


ただし彼は、
フリーで家庭教師や翻訳をやったり、某国立大学で講師をやってる

・・・ “インテリやくざ” だが!



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[Edit]
久々に夜の街へくり出しました。

と言っても
歓楽街で有名な中洲ではなく
アーバンムード漂う天神地区です。

赤坂 日も暮れ闇にネオンが輝き、クルマのライトが
 流れ出す・・・ そんな光景についついマスターは
 ウキウキしてしまいます。

 いつも自然を求めてビートを転がしてるのですが
 やっぱり私には都会の喧騒もないと生きていけな
 いみたいです。
 これも現代人の性(さが)なんでしょうかねぇ。




中洲、天神と言えば観光スポットでもあり平日も多くの人で賑わいます。
福岡以外の方はちょっとわかり難いかもしれませんが、
中洲と天神では趣を少し異にします。
特に夜ともなれば街の表情はかなり違ってきます。

中洲は高級な料亭やクラブ、老舗の割烹など名のある店が軒を連ねます。
スナックやパブなどもここのテナントビルに密集して入ってます。
ちなみに「ホテルオークラ」や歌舞伎で有名な「博多座」も中洲地区です。
また観光客の間でも人気のある「キャナルシティ」も中洲寄りですね。

それからなんといっても中洲には風俗店が集中してます。
王道?ソープから新進気鋭のニューウェーヴ風俗店まで。
地元のみならず全国の紳士淑女をめくるめく世界へいざないます。

中洲は、九州最大の歓楽街なのです。

一方、天神地区は比較的若者向けのお洒落な店舗が多く、
小規模ながら独自のスタイルを出したお店が目立ちます。
また、多国籍な雰囲気も味わえ、食べ歩きが好きな方にとっては
新しいお店を開拓していくのも楽しみのひとつでしょう。

今は閉店してしまいましたが「福岡ブルーノート」もここ天神地区でしたし、
井上陽水、チューリップ、甲斐バンド、海援隊や長淵剛など
そうそうたる顔ぶれのミュージシャンを輩出したフォーク喫茶「昭和」は
今でも次の伝説を創り続けています。

また、天神地区と隣接してる地区に「親富幸通り」という一画があります。
ここはもともと近くに大手予備校があることから「親不孝通り」と表記していましたが、
街のイメージが悪いということで現在の名前になりました。

私は「親不孝通り」というネーミング(多分自然発生した名だと思いますが)が、
とってもウィットにとんでいい名前だと思ってたのですが
どこにでも頭の固い大人はいるもので、実にしょーもない無意味な名前になってしまいました。

ここにはライヴハウスやクラブ(DJがお皿を回す方ですね!)が多く、
完璧に若者のためのストリートっていう感じです。
マスターもここにあるライヴハウスで、たまに“熱いライヴ”を繰り広げます。

・・・・・・わかもの・・・・・ぢゃないけれど (冷や汗!)



さてさて、

(いつもマスターは能書きが長いと言われてしまいます。)


今回、私たちが訪れたのは
そんな天神地区大名(だいみょう)にある


味厨 「夜半亭」 というお店です。

狭い路地に所狭しと並ぶ飲食店のサイン看板で入り口がわかりづらいのですが
この店を訪れる人が「夜半亭」を“隠れ家”と呼ぶのは
そんなところが理由なのかも知れません。


大名  夜半亭サイン

(左)「夜半亭」周辺路地。
(右)ちょっとフラッシュで「夜半亭」の文字が飛んじゃってますが
   青い電照看板が見えます。

夜半亭入り口  看板のすぐ横にある暖簾をくぐり
 細い階段を昇っていくと入り口です。

 右側のドアを開けると
 大将がいつもの笑顔で迎えてくれます。

 ほっとする瞬間です。









店内はL字のカウンター(10席)とテーブル(4~6名)ひとつだけというスペースですが
家庭的で暖かい雰囲気が、親しい人と食事やお酒を楽しむにはちょうどよい空間といえるでしょう。

夜半亭カウンター  夜半亭テーブル
カウンターにはご覧のようにいろんなお酒がずらり!
洋の東西、種類を問わず楽しむことができます。
お酒に詳しくない方もこの店に通うと“酒通”になること間違いなし!

右のテーブルの画像をクリックして拡大すると
小さくですが手書きのメニューを見ることができます。



さてさて「夜半亭」 肝心の料理ですが・・・

福岡・博多と言えばやっぱり鮮魚です。
ここも例外ではなく、大将が新鮮な魚介類を仕入れて来て
毎日工夫を凝らした一品料理を出してくれます。

でも、まずはお刺身からですよね!


「夜半亭」の料理のうれしいところは
吟味された食材を使って“和洋折衷” 様々なメニューを提供してくれるということです。
いつも食べている食材でも「夜半亭テイスト」で新たな味覚の発見があります。

初めての方は、まず最初に

「大将のお奨めメニューを聞きましょう!」というのが私のお奨めです。

夜半亭付出し

本日の付出し。
生ビールも揃い、これから続々出てくる旬の料理を楽しめると思うと
思わず「生きててよかった、いっただっきま~す!」と手を合わせたくなります。

この後、たくさん料理が出てきたのですが・・・

みんなと話に夢中になって


「料理の写真」とりわすれてたぁ~!!!

すんません!!!!

ぜひお店で実際に食べてみてね!!


それからなんといっても“定番モノ”

またこれが旨いんです。

和食からフレンチ、イタリアン・・・と大将の本領発揮でござい!


もうとにかく 「まいう~」 の一言に尽きます。

「夜半亭」で検索して頂くと、
いろんな人がいろんな所でここの料理について絶賛してます。
なので私が今更一つひとつを紹介することはしませんが

今回どうしてもこれだけはご紹介したいメニューがあります。

それは「ピザ」なんです。
ちょっと意外な気がするでしょう?

なんと「夜半亭」のピザは手作りです。
オーダーが上がってから生地をこねます。
出来上がるまでかなり時間も掛かります。
なので、まず最初にオーダーしときましょう。
すると頃合のいい時にアツアツピザが出て来ます。


「ルッコラとトマトとモッツアレラチーズのピザ」など何種類かあるピザのうちで
私が特にお奨めなのは


「イチジクと生ハムのピザ」 です。


もう、これが絶品なんですねぇ~!

イチジクですよ!
子供のころ食べてたのは覚えてるのですが
もう30年以上も確実に食べてない食べ物でした。
(日頃からあまり果物は食べないほうなので・・・)


はっきり言って
この店でこのピザに出会わなければ、イチジクなんてもう口にすることはなかったでしょう。

そのイチジクと、しっとりとした生ハムが
手作りのピザ生地とチーズの香ばしさと相まって
ベリー・スィートで贅沢な味覚と食感をもたらすのです。

ホント、お奨めです!!

チジクピザ

これがその「イチジクと生ハムのピザ」

この旨さだけは「食べんとわからん!わからん!」



んでもって

夜半亭大将



この方が「夜半亭の」 大将!

と、かってに私は呼んでますが
正式にはなんと呼ばれてるんでしょう?
マスター?板さん?シェフ?オーナー?おいしゃん?

まぁ、どれも当てはまると思うのですが、
私はそんなところに敬意を表して


「大将!」 と呼びたいのです。

写真でもおわかりのように
物静かで、やさしく、やわらかい物腰の大将が
いっぱいの愛情を込めて調理する姿はまさに料理人そのものです。

そして、そのいっぱいの愛情は、カウンターの先・・・

そう、私たちお客に向けられているのです。


大将、どうもご馳走さまでした!



で、ナント!

そんな大将から、この「BEAT ROCK CAFE」にお越し下さるみなさんへ
ということで

プレゼントを頂きました!!!!


夜半亭で

「BEAT ROCK CAFEのマスターに聞いて来ましたよ!」って

言っていただくと・・・・

ドリンク1杯サービスぅ~!!!!!

していただける事になりました。

大将、どうもありがとうございます!m(_ _)m

期間は一応今月いっぱいですが・・・

延長はまた大将に相談してみよっかなぁ~・・・


なので、みなさん!


ぜひ、足を運んでみてね!!

週末は要・予約ですよ!!


味厨「夜半亭」
福岡市中央区大名1丁目12番33号2F
(092)711-1675

営業時間 18:30 ~ 夜半!(2時頃まではやってます)
休み   日曜日(月曜が休日の場合は月曜日)
map NAVI http://tenjinsite.jp/mapnavi/kihon_print.php?tel=092-711-1675

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